ニートがラノベ作家、小説家、絵師、ゲーム制作、作曲家を目指す理由

役者の卵、売れないバンドマン、小説家志望など……夢を追いかけながらバイト生活をしている人とは結婚するな、と言われてからずいぶんの時間が経ちました。

役者志望、ミュージシャン志望、小説家志望はプロになるハードルが高く、また、稼げるのは上位数％のみの厳しい世界です。

成功できるか失敗するかは本人の努力と才能と運によって左右されますが、パートナーがプロを目指して何十年もバイト生活を送るのは不憫です。

バイトならまだしも、ニートや無職はラノベ作家、小説家、絵師、ゲーム制作、作曲家を目指しがちです。

今でいえば、ユーチューバーとかインフルエンサーとかでしょうか？　しかし、クリエイター系は修羅の道です。

ニートがプロのクリエイターを目指す理由

ニートや無職がプロのクリエイターを目指す理由は、膨大な時間を余して消費に飽きるからです。

実際、週五日の毎日2時間しか働いていない私は、ニートみたいなものです。

ニートをやっていると、アニメもラノベも漫画もつまらなくなります。年齢的に30歳を超えることで消費に興味を失い『飽きた』と言ってしまいます。家に帰っても、忙しそうに仕事や家事をする家族に相談に乗ってもらい、時間を潰します。

ニートは消費に飽きるので、自分で作ってみようと、ラノベ作家を目指すのです。

私自身、ラノベ作家を14年間、目指し、絵師であるイラストレーターを1年間、目指しました。

10万文字の作品を何作も書き、板タブレットを買って毎日絵を描き、デッサンを頑張りました。

ゲーム制作や作曲は経験がないので諦めましたが、ブログは立派なクリエイトの場です。

ブログは6年間続けました。

小説家になろうやカクヨムに投稿してみる

私がラノベ作家を目指すようになったのは高校生の時です。

モバゲーのケータイ小説を書くようになったのがきっかけです。

高校三年生の受験シーズン。大学受験の逃避行から毎日1時間だけモバゲーを触るようになりました。

ケータイ小説はスイーツ(笑)とバカにされていましたが、そんなことはありません。

ケータイ小説はパクり放題でしたが、素晴らしい作品もいくつかありました。

そこで私はkeyのクラナドをパクったケータイ小説を初めて投稿しました。結果は完敗。削除しました。

ラノベ作家や小説家になりたい場合は、まずはネットの小説投稿サイトに投稿するべきです。絶対に反応があります。また、反応がなくても、それは０だったという無反応が分かります。もっとブックマークや星を増やしてやろう！　と自分の創作意欲が上がります。モチベーションが上がるのです。

クリップスタジオをインストールして板タブでデジタルで描く

イラストレーターになりたい人は、アナログの紙とペンで書いているはずです。

初心者の人は、AIが騒がれていますが、実際にパソコンを購入してクリスタをインストールし、板タブで描いてみるべきです。デジタルに挑戦してみてください。

絵の練習は、模写、デッサン、クロッキー、本気で絵を描いてみる、と、いろいろありますが、まずは好きなキャラクターを模写することから始めてみましょう。

私は1年間やって、美大や芸大出身の人に勝てないな、と感じて挫折しました。しかし、イラストを描くのは楽しくてストレスの発散になります。

物書きや絵師を目指すのは消費側から創作側に回る重大なイベントです。

消費に飽きたニートはコストをかけずにクリエイトするのは素晴らしいことなので、ぜひ挑戦してみましょう。

ブログやYouTubeは無料で始める

副業のトレンドといってもいいブログやYouTube。フロー収入とストック収入の2種類ありますが、ブログもYouTubeもストック収入です。自分が働いていなくても寝てても収入が入ってきます。

ブログやYouTubeで覚えておいてほしいのは、最初のアカウントはこけます。失敗するのです。

私も6年間やってきたブログを削除しました。見事に失敗しました。

グーグルアドセンスに合格し、数記事だけ良い内容のブログができたのですが、100記事以上を削除しました。

ブログやYouTubeは最初は必ず失敗します。

初期費用をまったくかけない無料ブログや、機材投資のしないYouTubeで、無料でスタートしてください。最初は必ず失敗するからです。

ニートや無職なので仕方ないですが、お金がありません。なので、ブログやYouTubeでクリエイトしたい人は初期費用をゼロに近いまま、始めてください。

副業の世界は幅広く、ブログでも、中古ドメインやM＆Aを考えていると、100万円がポーンと飛びます。

100万円近い投資をして、まったく稼げなかったという失敗談を私は持っています。まずは無料でブログやYouTubeを始めてみてください。

ニートは飽きる

人間は自由時間がたくさんあっても、少しでも、ダメになる生き物です。

自由時間と幸福度の関係は、自由時間が多すぎても少なすぎても幸福感が低くなるということが研究で明らかになっています。

一日の自由時間が5時間を超えると、人間の幸福度は低下します。

自由時間が少ないとストレスが溜まり、自由時間が多いと生産性が低くなります。

結果、ニートは飽きて生産性が少なくなります。

私自身、ラノベ作家を目指して毎日1時間ほど小説を書いていますが、結局、働いていた方が、生産性は上がると思っています。研究では、毎日1時間執筆するならば、自由時間が5時間以内の方が生産性が上がると結果が出ています。

8時間ぶっ続けで作業できる天才は別ですが、普通の人は、クリエイターを目指す時、自由時間を削った方が成果が出ます。という身も蓋もない話が研究結果で明らかになりました。

私自身、自由時間を持て余しています。

ニートと健康被害

ニートや無職の方は運動をしてください。

私はコロナで引きこもっている時に、体重が10キロ増えました。そして、糖尿病になりました。

それから毎日歩くようになりました。

ウォーキングは素晴らしいです。

25分以上歩くと毎日5分長生きできて、頭の中が整理されます。

クリエイトな発想が飛び出し、創作活動の手助けになります。

ニートをする場合は30分以上の運動を適度に取り入れることをおすすめします。