検索キーワードで『小説家 なるには』と検索すると、中学生、高校、大学、社会人と続きます。
小説家になるには、狭き門を通らなければなりません。
圧倒的な才能、書き続ける努力、編集の目にとまる運。いろんな要素が必要になってきます。
中学生で小説家になるのは大変難しく、そして、すばらしいことです。
そこで今回は、小説家になるための確率を少しでも上げるために、中学生でデビューした鈴木るりかさんをお手本に記事を書きます。
中学生で小説家になるには、を調べてみた
鈴木るりか(すずき・るりか)さんは2003年10月、東京生まれ。小学4年生の時に、『12歳の文学賞』の大賞を受賞。
幼いころから文学に触れる
鈴木るりかさんはインタビューで1歳半から母親と一緒に図書館に通っていたと言います。
たまたま隣に図書館があり、図書館がある生活が当たり前だったそうです。
文学賞を受賞したのが10歳ですから、8年以上文学に浸っています。やっぱり小説家になるには読書したり、文学に触れたりするインプットの質と量が大事になります。
毎日、少しずつ本を読むという習慣が大切です。
私が記憶している限り、本を読まずに小説家になった人もいますが、その人は同じ本を何度も何度も繰り返し読んで小説家になったそうです。多くの小説家は多読です。たくさんの本を読んでいます。
10歳で小説の短編賞の大賞を受賞
小学4年生で、『12歳の文学賞』という12歳以下の小学生のための文学賞を受賞しています。しかも大賞です。
鈴木るりかさんは翌年も翌々年も、11歳、12歳で同賞の大賞を受賞しています。本当にすごい。
中学2年生で作家デビュー
過去に受賞した作品と、新たに書き下ろした作品を一冊の本にしました。
14歳の誕生日に連作短編小説『さよなら、田中さん』でデビューです。
ここまでの経歴で中学生でデビューする方法が明確になりました。
『12歳の文学賞』に投稿して大賞を取ってください。
なお、調べてみると『12歳の文学賞』は2017年をもって終わったそうです。
なので、中学生でデビューしたい方は、小さいころから本を読み、小学生向けの文学賞に応募してください。
小説家になりたい中学生へアドバイス
10年以上書いて小説家になれないアマチュアのハカドルからアドバイス
楽しんで最後まで書いてください。以上!
創作を楽しむ
中学生の方は勉強を頑張ってください。特に国語。小説を書いていれば嫌でも成績が上がります。
創作を楽しむのが大切です。
ハカドルは中学生の頃は、部活に勉強に遊びに、たくさんのことをやっていました。
まだ、執筆はしていません。私が執筆に目覚めたのは18歳の高校生の時です(遅い……)
中学生で小説家になるには、と調べたあなたは立派で才能があります。小説を書く行為を楽しんでください。
パクリ上等。最後まで書く
最初は短編小説から書いてください。
よく小説家になるには、10万文字の長編を10作以上書くことが求められます。途中で逃げてはダメです。“最後まで”書くことが大事です。私は10年以上書いていますが、10万文字を超える小説は5作しかできていません。まだまだです。
中学生のうちはコツをつかむために、2000文字から1万文字程度の短編集を完結させてください。
ざっと2時間から10時間くらいでできます。1日頑張ってみてください。
パクってもOK。
有名な人も言っています。ピカソの名言「凡人は模倣し、天才は盗む」と。
優れた芸術家は模倣し、偉大な芸術家は盗む、のです。
人に読んでもらい、感想をもらう
友達に見せましょう。読んでもらい、感想をもらうのです。
注意する点は、小説はプロと比べられます。
日本の小説家ならば、夏目漱石や芥川龍之介、太宰治など中学の国語の教科書で習うプロと比べられます。
ですから、ものすごーく酷評されます。それでも、大丈夫です。
短編小説を書き切り、プロと比べられて酷評を受け、修正し、あたなは大きく成長します。
もし、友達や家族に見せるのが恥ずかしいのであれば、小説投稿サイトを使ってください。
小説家になろう、カクヨム、たくさんあります。
カクヨムには小説の甲子園があります。高校生以下の小説家志望は、カクヨムに投稿するのが吉かもしれません。応募してみてください。
ただし小説家になろう、カクヨムに投稿しても素人の作品に感想は、普通、つきません。
なので最終手段として感想を買ってください。
スキルシェアサービスのクラウドワークスやココナラなどで小説を読んでくれる人が買えます。
1000円ほど、プロの編集ならば、5000円払えば読んでくれます。
友達や家族に見せるのも嫌。小説投稿サイトに感想もつかない。最終手段です。感想を買いましょう。
別に無理して商業作家にならなくてもよくない?
ラノベ作家になりたい。小説家でお金を稼ぎたい!
別に無理して商業作家にならなくても同人作家として楽しもうよ!
出版し、印税でお金を稼ぐ小説家を商業作家と言います。
趣味で小説を出版したり、ネットに小説を投稿したりする人を同人作家と言います。
別に無理に商業作家にならなくても趣味で小説は書けます。
お金を稼ぐことが目的ならば、小説家はあまり夢がありません。
一発屋で終わる可能性があるし、ラッキーで一冊出せても年収は100万円とか良くて300万円とかです。
ならば無理せず、別で働きながら、趣味で小説を書いてみてはいかがでしょうか?
ハカドルは10年以上、アマチュアの作家として頑張っています。
商業で1000部売れるよりも、アマチュアでPV1万人に見てもらう方が有意義で嬉しいです。
たしかに、商業作家になるのは夢ですが、同人作家で、商業で刷る数よりも多くのPVを集めることができればアドレナリンがドバドバ出ます。
中学生のうちは変に小説家になるためにプレッシャーを感じるのではなくて創作活動を楽しんでほしいです。
本当に小説が好きならば、社会人になった時、働きながら、同人活動をしています。ハカドルはフリーターをしながら執筆時間を確保して小説を書いています。
趣味で小説を書くのはストレス発散になり、とても楽しいです。商業作家は夢の延長線上で、ワンチャンスなれたらなってください。
主な作家デビューの方法は二つ。
小説の新人賞に受賞する。
小説投稿サイトで有名になる。
の二つです。
まとめ
たくさん読む。たくさん書く。たくさん感想をもらう。
鈴木るりかさんは1歳半から図書館に通い、常に本のある生活を送り、10歳で『12歳の文学賞』を受賞しています。
このことから、上記の、たくさん読む。たくさん書く。たくさん感想をもらう。が必要なことが明確になります。
中学生のうちは、パクって作品を完結させて誰かに見せて感想をもらいレベルアップしてください。
最初は酷評されるのは当たり前です。ですが必ず成長できます。
ばんばん盗作してプロの技術を盗んでください。
出版する場合、盗作は禁止ですが、自分の趣味で書く場合は盗作はOKです。仲間内だけで読みまわしてください。
ただしネットに発表するときは盗作はやめてください。オリジナル作品を発表しましょう。
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